こんにちは、SYUです。地方都市で勤務医をしています。

このブログは主に閉鎖的で仕事のみに終始しがちな医者の人生を、楽しく有意義なものに変えていこうというコンセプトで進めています。大好きなプロレスやガジェット、並びにこの年になって初めて勉強したことなんかを記載しています。

今回は、人生を大事に楽しく生きたいと思ったきっかけについてお話しします。タイトルで公表済みですが、私には550gで生まれた息子がいます。生まれたと同時に人工呼吸器につながれ、生死の境を彷徨いながら1年の入院生活ののち、なんとか退院しました。退院した後も体調を崩しては入院することを繰り返し、心配が日々尽きることはありません。

それまで私は仕事中心で生活を組み立て、それなりにやりがいを感じていましたが、これを境に生活は激変しました。呼び出しが可能な限り無いように、限られた時間で限られた仕事をする日々。夜はほとんど眠る時間がないことが多く、心身ともに疲れ切っていました。

そんな中、私は隣の市の総合病院に出向を命じられました。そこには同科の医師はおらず、私のワンマン体制でした。家族事情を考慮してもらえるよう交渉しましたが叶いませんでした。結局1年ほどその病院にいたら、自宅から近い、他の医師もいる病院に移動する約束で辞令を受け入れました。その一年、非常に大変な思いをしながらなんとか潜り抜けた先、人事からでた言葉は「代理が送れないからもう1年いてくれ」というものでした。

安定しない子どもの状態、その中でバックアップしてくれる人のいない仕事をこれからも続けることは、どうしても受け入れられませんでした。終いには心を壊し、心配した家族が助けてくれて、医局を辞める決意をしました。その後は10年積み上げた専門科で仕事をすることはできないだろうと思い職を探していましたが、今の病院に声をかけてもらい、これまでの経験を活かしつつ、可能な範囲の仕事量で続けられています。

これが私が人生の過ごし方を変えたいと思ったきっかけです。仕事に全てを費やすのではなく、自分や家族の人生を大切に今を生きていきたい。また、私と同じように医療的ケア児を抱えながら、未来に不安を感じている人がこのブログを読んでくれることがあるかもしれない。そんな人に共感の思いを届けられるような場所になったらいいな、と思っています。

結局何が言いたいのかっていうと、自分と家族の幸せが一番大事ってこと!