ソロキャンプでは、できるだけ荷物をコンパクトにしたいので、何にどれを詰め込んでいくか悩みます。
クッカーは中が空っぽなので、そのままではスペースがもったいない。何かしらモノを入れていくわけですが、ピッタリサイズのものってなかなか無いですよね。
中途半端に入れると、ガチャガチャ音がして良くないし、パズルのように最初にどう入れたのか毎回迷うようでも困ります。
今回は、ソロクッカーにジャストフィットで収納する「スタッキング例」を紹介します。
■何に、何が入るのか?
このクッカーのサイズは、
直径13cm×高さ14.5cmです。
この中には、いろいろなものが入ります。
スタッキングの中身を紹介しますと、
・クッカー(大) …一番外側の入れものです。
・ミニフライパン …その蓋です。
中には・・・
・クッカー(中)
・クッカー(小)
・クッカーの蓋(小・中共用)
・カップ(チタン製)
・計量カップ
・シングルバーナー
・ガスカートリッジ
・ガスカートリッジ・プロテクター
・ガスカートリッジ・スタビライザー
これだけのものが入っています。
■シンプルでもピッタリサイズ
「よくこんなに入れたね」ってほど詰め込んで、実際のキャンプでは「どう入ってたんだっけ?」とパズルのように苦労することもある(私はよくやります)のですが、この組み合わせはシンプルで収納に迷うことがありません。
隙間を埋めようとして、関係のないものまで詰め込むと使いにくくなります。調理に関係ないものは入れない方がいいです。
私の場合、アルコールストーブを入れたりするときもあって、若干中身はその時々で変わることもありますが、今回紹介した内容を基本形にしています。
シンプルな組み合わせですが、中に入れたものがガタつくことはありません。それぞれがピッタリのサイズですのでおすすめです。
■グッズの紹介
順番に紹介しますね。
●プリムス ライテックトレックケトル&パン P731722
「1リットルのクッカー」、蓋は「ミニフライパン」になります。
●プリムス イージークック・ミニキット P-CK-K101
「840mlのクッカー」と「485mlのクッカー」、その両方に使える「蓋」です。
●ベルモント チタントレールカップ280フォールドハンドル BM-007
280mlのチタン製カップです。
イージークック・ミニキットにピッタリサイズです。
●自作 計量カップ
100円ショップの保存容器の上部を切り取って、メモリを付けています。チタンカップにほぼピッタリ収まるものを見つけました。
●BRS 超軽量シングルガスバーナー BRS-3000T
小さなシングルバーナーです。
このバーナーの詳細はこちらをどうぞ。
●モンベル ガスカートリッジ IP-110
●モンベル ガスカートリッジチューブプロテクター110
ガスカートリッジ缶を保護するためのプロテクターです。
これを付けると、イージークック・ミニキットにピッタリサイズになり、ガタつきません。
●ベルモント ガスカートリッジ スタビライザー BM-200
ガスカートリッジの転倒防止です。
■いよいよスタッキング
スタッキングの順番を図で示すと、こうなります。
まるで「マトリョーシカ」のよう・・・。
「チタンカップ」に「計量カップ」を重ねて、その中に「シングルバーナー」を入れます。バーナーの収納袋がガタつきを抑えてくれてます。
「ガスカートリッジ」の上に逆さにしてかぶせます。「プロテクター」が柔らかいので、この組み合わせもしっくりとはまります。
上の写真では見えにくいのですが、底には「スタビライザー」があります。
これらを「イージークック・ミニキット」に入れます。これも気持ちがいいほどピッタリですよ。
収納袋は伸縮メッシュになってます。(ミニキットの付属品です)
「ライテックトレックケトル&パン」に入れます。これはメーカーも推奨の組み合わせなのでジャストフィット。
ちゃんと蓋はできますよ。
こちらに付属の収納袋は、半分メッシュとなってます。サイズ的には大き目なので入れやすいです。まだ何か入れようと思えば袋には余裕があります。
私のクッカーの「スタッキング基本型」でした。これをベースにいろいろ組み合わせを変えたりしています。
あれこれ悩んで「組み合わせ」を考えるのですが、これもまた「楽しみ」なのです。
このほかにもメスティンあたりは中に入れるモノがいろいろ変わったりしてます。こちらはパッキングと言った方がいいのでしょうね。また紹介したいと思います。