宴会場でよく見かける固形燃料ですが、火力が弱くて使えないなんて思っていませんか?
そんな固形燃料だからこそ、有効な使い方があります。
今回はソロキャンプで役に立つ固形燃料の使い方を紹介します。
●火力が弱くても役に立つ優れもの
キャンプで料理をするとき、ツーバーナーやシングルバーナー、カセットコンロなどがよく使われます。メインの調理器具としてはここら辺が選択肢になるでしょうね。
固形燃料はどうかと言えば、宴会などで使われているのはよく見かけますが、火力が弱いといったイメージから敬遠する人もいると思います。それに、キャンプ用品にこだわりはじめると、固形燃料なんかと思いがちです。
確かにバーナーと比べると火力が弱く、調節もできないし、付けたり消したりもできません。
でも、一定時間燃え続けてくれる固形燃料ならではの使い方があるんです。
●ほったらかし炊飯
「ほったらかし炊飯」ってご存知ですか?
固形燃料ひとつあれば、火の調節をしなくてもご飯が炊けてしまいます。
お米と水の割合は普通と同じで、水は米の1割増。火をつけて、そのまま火が消えるまでほったらかしにしておくだけでいいんです。
メインの料理にバーナーを使っていても、同時進行でご飯が炊けちゃいます。
●水切り不要パスタ
スパゲティを茹でる時、水の分量を少なくしておくと、面倒な水切りをしなくて済みます。
これも火の調節がいらないので、固形燃料でできちゃいます。火力が強いと底にくっつきますが、固形燃料なら大丈夫。
この方法は、また別で記事にしますね。
●コストパフォーマンスとコンパクトさ
固形燃料は100円ショップでも売ってます。3個入りなら、1個あたり36円。
これでも安いと思いますが、さらに安くてコンパクトなのがあります。
カエンニューエース(株式会社ニイタカ)
サイズがいろいろあります。
おすすめは、20gか25g。
燃焼時間も大きさによって変わります。
20g 16分-22.5分
25g 18.5分-25分
20gまたは25g×20個入りで、250~350円位です。
1個あたり13~18円程度でお買い得。
「業務スーパー」で売ってますよ。
近くにお店があるなら、ぜひ覗いてみてください。
簡易チャックが付いているので、開封後もしっかり封がしなおせます。
固形燃料は蒸発するので、密封して保管しましょう。
余分なパッケージがないので、持って行く時にパッキングしやすい点もいいですね。
一つひとつがポリ容器に入っているタイプの固形燃料というのも見かけます(100円ショップとか)。こちらはしっかり密封されていてよい気がしますが、そのうちポンポンに膨らんでかさばるので、今回紹介のカエンニューエースがいいですね。
ほったらかし炊飯には固形燃料が一番。おすすめです。