本の電子化「自炊のススメ」-4.読むためのデバイスは何がいい?-

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紙の本を電子化したら、いよいよ読書ができるのですが、何を使って読むことになるのでしょうか。
読むためのツールはいろいろあります。何を使うのが一番いいのか?

今回は、「読むためのツール、デバイス」を紹介します。

<前回の記事:本の電子化「自炊のススメ」-3.具体的な手順-

選択肢は、iPad、iPhone、kindle

自炊本を読むためのツールには、こんなものが考えられます。

「いつでも、どこでも読みたい」のなら、
  ・iPad(タブレット)
  ・iPhone(スマホ)
  ・Kindle(電子書籍リーダー)
が選択肢となります。

※PCでも読めますが、読む場所が限られるので今回はパスします

オールマイティな「iPad」

まずは、「iPad」

手に持って読む最大サイズがこれです。
これ以上大きいと、持つ手が疲れてしまいます。
おすすめはKindleなのですが、Kindleでは字が小さくなって読みにくい本があります。

大型本や雑誌など、
カラーのもの
段組みのもの
などは、iPadで読むのががいいでしょう。

アプリもすばらしいのがありますので、ぜひ入れて使ってみてくださいね。

ibunko_hd

(画像引用元:「株式会社NagisaWorks」公式サイトより)

i文庫HD(iPad専用)
ページめくりのアニメーションは秀逸です。
「iPad」に入れている本(マンガ)の様子です。

ipad_ibunko_tate

本の表紙って、とても考えられてデザインされていますよね。
表紙が並んでいるのを眺めているだけで楽しい気分に。

本を読む楽しみだけでなく、コレクションする楽しみも満たされるので、ここら辺も魅力なんです。

iPadひとつの中に、デジタル化した自炊本をたくさん入れることができます。

kindleのアプリ(無料)を使えば、後述のKindle版の電子書籍も読むことができます。

携帯性重視なら「iPhone」

「iPhone」
これは、なんといっても片手で持てる軽さ、携帯性が魅力です。
いつでもポケットやバッグに入れているでしょうから、場所を選ばず、どこでも読みたいときにすぐに読めるのはiPhoneでしょう。

アプリはiPadと同じのがあります。

ibunko_s
(画像引用元:「株式会社NagisaWorks」公式サイトより)

i文庫S(iPhone / iPod touch 向け)

カラーで表示できますし、ページめくりもiPad同様です。

ただ、画面サイズが小さいので、大型本などは読むのが苦しいです。
拡大表示ができるので、読めないことはありません。
が、ページをめくるたびに、拡大するのは面倒ですから、多分そんな本はiPhoneでは読まなくなるでしょうね。

文字が大きめの本が適しています。

たくさん読む人には「Kindle」

「Kindle PaperWhite」
これは、「紙のように読めるかどうか」ということが気になっている方におすすめです。

kindle Paperwhite(引用元:Amazon)

Amazonの「Kindle」は電子書籍リーダーです。
紙に印刷されているかのように見えるよう作られています。
紙の本に近いので、目にやさしい。バックライト付き。

iPhoneやiPadでは目が疲れるという人には、選択肢になるでしょう。

Kindleは、「Kindle版電子書籍」以外も読めます。
Amazonで本を買う人はご存知だと思いますが、
通常の「紙の本」のほかに、「Kindle版」というを見たことがあると思います。

「Kindle版」というのは、Kindleで読むための
デジタル化された本(電子書籍)です。

価格も通常の紙の本より少し安いです。
場所も取らないところもいいですね。

実は、Kindleには自炊本を入れることができるのです。
もちろん、マンガも読めます。

しかも、「バッテリーの持ちがすごくいい」ので、「頻繁に充電しないと」って悩みが解決できます。
充電を気にせず、ガンガン読めるのはとても魅力です。

kindle本体が「非常に軽い」のも魅力です。
片手で持ったまま、同じ手でページをめくることができるので、長時間の読書」に適しています。

kindleに対応しているファイル形式には、
・DOC/DOCX(ワード)
・ZIP (JPGをまとめたもの)
・MOBI (Kindleリーダーで閲覧可能なフォーマット)
・RTF (リッチ テキスト フォーマット)
・TXT (プレーン テキスト)
・PDF (Adobe PDF)
などがあります。
EPUBは非対応ですが、上記ファイルに変換することで読むことができます。

通常、デジタル化したときは、PDF形式かJPG形式で保存するでしょう。
 文字の多い本なら、PDF
 マンガなら、JPGにして、ZIPでまとめる
といったところでしょうか。

そのままでもkindleに入れられますが、少しもたつくので、ひと手間かけることで、軽快に読めるようになります。
方法は別の記事で紹介してますので、そちらもご覧ください。

kindleは、いろいろなタイプが発売されています。
私の使っているのは、
「Kindle Paperwhite 32GB、マンガモデル、Wi-Fi 、ブラック」
というタイプです。

残念なところを挙げるとすれば、
片手で持てる大きさゆえ、画面のサイズがそれなりに小さく、雑誌大型本を読むのには適しません。

Kindle本体文庫本より少し大きく、画面サイズ文庫本より少し小さいです。)

また、ページめくりの時、一瞬、画面が白黒反転します。最初は気になるかもしれません。

結論:読書ツールはひとつにしない

何を使って読むのがいいのか?

結論としては、
「ひとつに決めないで読む」
ということになるでしょう。

自炊(デジタル化)すれば、
iPhoneでも、iPadでも、Kindleでも、あと、パソコンでだって読めるのです。

いつでも、どこでも読書ができる楽しみ」が実現できるのです。

クラウドにファイルを置いておけば、どのデバイスにでもいつでも転送できますし。

これも本のデジタル化(電子書籍)の魅力だと思います。

*  *  *  *  *

私の場合ですが、
メインで使っているのは「Kindle Paperwhite」
バッテリー消費を気にしなくていいのと、読みやすいから。

マンガの場合は、「iPad」を使うことが多いですね。
サイズが大きい分、文字が大きくなって読みやすいです。寝ながら、お腹の上に置いて読んでます。

「iPhone」で読むのは、自炊本ではなくKindle版が多いです。たまにはマンガも読みます。(文字が少ないもの限定ですが)

家にある本は、かなりの数を自炊しました。
最近、新しく本を購入するときは、Kindle版を買うことが多くなってます。
Kindle版はデバイス(iPhoneとかKindleとか)にあわせて文字が読みやすいサイズになるので。(ならない本もありますが・・・)

実際、Kindleは、買うかどうか結構悩みました。
価格もそれなりに高いし、はたして使うんだろうかって。

今は買ってよかったと思っています。
たくさんの本が、Kindleひとつに入ってしまうんですから。

昔から読書好きというわけではなく、どちらかと言えば本は読まないほうです。
今は、いつでも、ちょっと空いた時間があればkindle開いて読んでます。

くどいようですが、バッテリーの持ちの良さには本当に驚いています。

Amazonプライム会員ということで、割引価格で安く買いました。

自信をもって、おススメします。

iPhone、iPad、Kindleと、いろいろなデバイスを使って、いつでも、どこでも読書」を楽しみましょう。

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