Kindle PaperWhiteでは、サイズの大きな本は不向きですので、自炊本でmobi変換する「文庫本や新書」が多いかと思います。
これからChainLPでmobi変換を始める方へ、「文庫本」の場合の設定例を紹介します。
基本的な設定はこちらをご覧ください。↓
●文庫本用の「余白&トリミング」設定例
余白を除去します。
メニューバーの[編集]-[トリミング&余白]を選択します。
「事前トリミング」のところへ、奇数ページ、偶数ページのそれぞれに数値を入れて余白を小さくします。
ここら辺の値から、調整を始めてみてください。
[更新]ボタンを押すとプレビューに反映されます。
設定の値は、本によって変わってきますので、プレビューで確認しながら進めてくださいね。
必ず複数ページを確認してください。
奇数ページと偶数ページでは左右の余白が違うことが多いですし、印刷の精度なのかスキャナーの読み取り具合いなのか、上下の余白もページによって若干違いがありますので。
そのほかの項目の設定については、こちらをご覧ください。
●ついでに、大きさの比較をしてみました
「文庫本」と「Kindle PaperWhite」の文字の大きさをくらべてみました。
Kindleのほうが文字は少し小さいですが、それほど文字の大きさの違いは感じません。
上部にある「”章”の見出し」部分を削れば、もう少し文字は大きくなりますね。
文庫本にも文字のサイズが大きめのもの、とても小さなものがありますが、紙の本で読めていたならKindleでも問題なく読めるでしょう。
文字の大きさの比較のつもりだったのですが、それよりも気になったのが「見やすさ」でした。
文庫本には、紙質があまり良くないものがあります。(本によってではありますが…)
今回、両方を横に並べてみて、改めて「Kindleの読みやすさ」に気がつきました。
文庫本の薄い印字より、Kindleの濃くはっきりした文字の方が読みやすいです。年齢的に余計に感じるのかもしれませんが…
Kindle用mobi変換を始める方、参考にしてみてください。
新書用の設定はこちら↓